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【BLOG】【社長Blog】EV緊急脱出訓練を体験しました、閉じ込めリスクに対応

2015-07-29
◆取引先の独立系EVメンテナンス会社(i-tec24)主催の「EV緊急脱出訓練」を体験してきました◆想定される震災時のEV籠内閉じ込めに対応した訓練です。震災の規模が大きいと、閉じ込められた際、連絡を受けてメンテナンス会社の技術員が現場に到着するまでに多くの時間を要することが想定されます。出動の順番として公共施設が優先されることも承知しておくことが必要です◆あなた一人きりで狭い籠内に長時間閉じ込められたと想定してみて下さい。その不安感は時間に正比例して高まってゆきます◆訓練では、まず機械室(通常屋上塔屋部分にあります)に入りEVの動力電源を落とすことからはじまりました。主電源をOFFにできればEVは動き出す心配はないそうです。ここでは、屋上への出入り口および機械室への鍵が必要です。どこに保管されているのか、どのルートでゆけるのかを確認しておきましょう◆次に閉じ込め最寄り階のEVホール扉の強制開口作業です。開閉方法は機械の種類・年代によって様々だそうです。特殊な道具1本で開けることができます。但し、落下二次被害の危険が付きまとうので、籠の上の階から、かつ、必ず3人1組(開閉作業担当者、落下防止担当者、状況把握担当者)で行うように指導されました◆扉が開いたら、先ず被害者へ落ち着いて声掛けをすること。救助者が来たことで不安が一掃されます。水や食料を渡すこともできます。脚立等を差し入れることで無事救出となります◆これらの作業は基本的に素人が手を付けてはいけないことですが、現実の緊急時には自力では何もできなく、かつ救助専門家の到着が期待できない場合もあります。知っていればできる共助の形です◆緊急時には、「自助、共助、公助」の3要素が大切です。特にマンションでは「共助」の在り方を日頃より管理組合ベースで検討しておくと非常時に役立ちます◆参加者は組合役員、管理会社、関係業界、NPO法人等様々でした。緊急時、あなたの知識と体験が人の命を救えるかもしれません。

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