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【BLOG】【社長Blog】負(不)・動産化を防止する

2018-11-29
◆分譲マンションの三重苦(建物と設備の老朽化と所有者の高齢化)にもう一つ新たな難題が生まれてきました◆空き家の増加(空き家対策特別措置法の成立、2015年5月)、相続の放棄など「負動産化」がそれです◆背景には「少子高齢化」「物所有価値観からコト重視(シェアー)価値観へ」などがあります◆また、バブル時代の土地神話に裏図けられた所有しているだけでビジネスできた時代が終焉し、不動産を活かす時代が浸透してきたとも言えます◆「不動産は持っているだけでは負担になる、活かして利用してこそ初めて価値を生み出すもの」こんな当たり前の発想が定着してきました◆当社の市場:分譲マンションでも喫緊な話題になってきました。特に散々なのがリゾートマンション◆親が所有してきたリゾートマンションが相続されるとき、新しい世代である子供達にはその価値が継承されず、相続放棄されるケースです。相続人全員が相続放棄手続きをすると、その物件は宙に浮き、管理組合は新たな未収管理費を抱えることになり、組合財政を揺るがす事態が現実には起き始めています◆相続放棄された不動産は最終的には国庫に帰属しますが、市場価値の低い=新たな購入ニーズの低い物件(再販売価値の低い物件)は国家でも長期間放置されるのが現実◆それぞれの不動産の諸条件を見極め、新たな利用方法を生み出し、マイナス負動産を活かして有益な価値ある不動産に生まれ変わらすかのノウ・ハウが今求められています。試行錯誤ですが当社もこの難題に向かい合い解決して行きたい。

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